天竜厚生会が実施している福祉教育では、「福祉ってなんだろう」をテーマに小学生から社会人と幅広い層に対し、そのステージに合わせた講義や体験を行っています。

昨日は、磐田市立豊岡中学校の3年2組の26名の生徒の皆さんに当法人を会場とした福祉教育にご参加頂きました。
近年は新型コロナウイルス感染症の影響を受け、私どもが学校等まで出張し様々なプログラムを提供する「出張講義」を行っておりましたが、少しずつ制限が緩和されている中で、4年ぶりにご利用者交流を含めた施設実習を実施致しました。

まず研修センターにて、施設実習のオリエンテーションを行い、その後それぞれの施設でご利用者交流を行いました。
施設交流後は、研修センターにて振り返りの時間を設け、それぞれの施設で学んだことを発表、共有し福祉への理解を深めて頂きました。

参加した生徒さんからは「行く前は不安だったけど、ご利用者さんとお話しすることができて嬉しかった。」「私の祖母が施設にいて、施設での生活を実際にみることができてよかった。」などといった声が聞かれました。

次年度は当法人を会場とした福祉教育も徐々に再開できるよう現在準備を進めていきます。当法人の福祉教育の特色に「ご利用者交流を含めた体験」がございます。実際に施設に入って頂き、入所されているご利用者との関わりを通して、様々な事を感じ、知って頂く機会をプログラムに含めて実施をさせて頂いております。

今後も多くの方に「福祉」を知って頂く機会を提供していきたいと思います。