熊ふれあいセンター地域づくり講座に参加しました(くんまデイ)
6月1日(日)に開催された熊ふれあいセンター地域づくり講座「熊中の思い出を未来へ(第1回)」のイベントにボランティアで参加させていただきました。この講座は、閉校してから20年経っても熊中学校に残っている当時の資料や写真、文集を探し、熊中学校の思い出を後世に残したいという地域住民の声から熊ふれあいセンターが企画しました。このイベントでは、熊中学校の校舎内をめぐるプログラムや学校内に残る資料や思い出の品を熊ふれあいセンターに運ぶ作業をしました。熊中学校の元校長先生や卒業生など有志15名が参加しました。熊ふれあいセンターに運んだ資料は、7月に行われる2回目の講座で整理作業をした後に、秋頃に開催される熊ふれあいセンター祭りに展示される予定となっています。
学校の設計では珍しい中央の廊下をはさんで両側に教室を配置した中廊下式
天竜市立熊中学校になった昭和33年から閉校になった平成17年までの熊中学校の生徒の各種目の校内記録を記した看板
思い出ルーム(熊中学校の行事の映像や資料を管理してあった部屋)。熊中学校が閉校する最後の卒業式の配置図を記した黒板が綺麗な状態で残っていました。写真の上の賞状や写真などは、参加者で熊ふれあいセンターに運び出しをしました。
中2階にあるプラザ(当時は朝礼や入学式等に使用)。熊中学校の設計を考えた人が当日の講座で話してくださいましたが、熊中学校を建てる際に、将来、閉校になることが想像できたので、閉校後はユースホステルとして活用してもらう構想でこのホールを建てたそうですが、実現できないまま20年が経過経ってしまったようです。
熊中学校の屋上に設置されているアメダス(現在も熊地区の雨量の計測で使用)
熊地区は降雪地域のため、20年前でも各教室に2台ずつヒーターが備えられていました。