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平成30年度学校関係者評価結果

学校関係者評価委員会による評価

対象評価: 最終評価
評価日時: 平成31年2月12日 9:30〜11:30( さやのもり遊戯室 )

【学校関係者評価委員会構成】

学識委員  1名
地域委員 2名
接続教育機関委員 1名
保護者委員 2名

【幼稚園の教育目標】

感謝の気持ち・自己肯定感・貢献感の持てる子を育む 〜環境を通してみんなで育ちあう〜

【本年度に定めた重点的に取り組むことが必要な目標や計画をもとに設定した学校評価の具体的な目標や計画】

  1. 自己肯定感、貢献感、感謝の気持ちを育む 〜 環境を通してみんなで育ちあう 〜
  2. 自分たちの地域の自然や社会との関わりを知る

【評価基準について】

4・・・・ 十分に達成されていた
3・・・・ ほぼ達成されていた
2・・・・ 取り組みは見られるが達成が十分ではない
1・・・・ 取り組みが不十分であった

【自己評価に対する評価】

評価項目 評価結果 意見
(評価、気づいた点等)
(要確認事項・・自己評価の中からの抜粋) 4 3 2 1

1.重点目標について

     

評価重点項目自己評価平均値

3.58

【自己評価の数値の見方】

  • 4.はい
  • 3.大体あてはまる
  • 2.あまりあてはまらない
  • 1.いいえ

【評価重点事項(評価の視点)】

  1. 重点目標を理解している
  2. 重点目標を保育の計画に反映させている
  3. 重点目標について具体的取り組みを行っている
  4. 日々の取り組みを見直し、重点目標の達成に努めている

2.保育の計画性について

     

評価重点項目自己評価平均値

3.51

【評価重点事項(評価の視点)】

  1. 法人のグランドデザインを理解している
  2. 常に「こどもがまんなか」を意識し、保育にあたっている
  3. 幼稚園教育要領ををふまえて計画をたてている
  4. 指導計画は教育要領、教育課程、幼児の実態や関心、学びの連続性や季節の変化などを考慮して作成している
  5. 指導計画を作成する際に、幼稚園生活が家庭や地域社会と連続性をもてるよう配慮し、幼児の生活が豊かになるような行事を選定している
  6. 年・学期など長期の指導計画は、幼児の実態や周囲の状況の変化に対応できるよう見直しを行なっている
  7. 週案は、年・月案などの長期的な指導計画と関連させながら、幼児の興味や関心・意欲に合わせて活動が展開できるよう作成している
  8. 安全で清潔感のある環境の中で、発達段階に即した絵本や遊びに必要な遊具や用具を用意している
  9. 幼児が楽しい雰囲気の中で、安心して自ら活動を展開していけるような場や空間の構成をしている
  10. 幼児の動線、目線に配慮した環境構成をしている
  11. 幼児の発想を柔軟に取り入れて、保育室の装飾や展示を考えている
  12. 日々自分の保育の反省を行い、次の保育・計画に生かせるようにしている
  13. 他の教員の保育を見ることで、自らの保育につなげている
  14. 幼児のことについて、常に教員同士で話し合い、学年をこえて情報を共有している

3.保育の在り方、幼児への対応

     

評価重点項目自己評価平均値

3.68

【評価重点事項(評価の視点)】

  1. 一人ひとりの幼児をよく観察するよう心掛けて、話をよく聞いたり、言葉にならない思いやサインを受け止めるようにしている
  2. 幼児の気持ちに共感しながら、一緒に遊んでいる
  3. 「先生のようにやってみたい」と幼児が思うような、モデルとしての姿を心がけている
  4. 子どもの性差、障がい、個性等によって区別、差別をしないで、幼児の一人ひとりのありのままの姿を受け入れようとしている
  5. 幼児が遊びを深めていくためのヒントやアイディアを提供している
  6. 幼児をほめたり、励ましたり、めあてを持たせるような言葉かけをし、禁止・命令・自信を失わせる言葉や態度はできるだけ控えている
  7. 異年齢の幼児たちとかかわれるよう、計画・実践している
  8. 幼児一人ひとりの日々の健康状態を把握して、体調が悪そうなときは静かに寝かせたり検温するなど適切な処置を行いすぐに家庭へ連絡している
  9. けがや事故には特に気を付け、万一事故・けがが発生した場合は、速やかに適切な対応をとっている
  10. 十分に身体を動かし、楽しさを体験できるよう時間と場所を確保するなどの配慮をしている
  11. 戸外の活動後の手洗いやうがい、食事前・排泄後の手洗いの励行など、清潔の習慣が身につくよう指導している
  12. 活動後の片付けなどが自分たちで出来るよう指導している
  13. 環境の工夫や畑活動(栽培・収穫・クッキング)等、幼児が食に興味を持てるような工夫をしている
  14. 危険の予測される場合は、幼児たちと一緒に見たり、考えたりなどして、安全な使い方や遊び方について気付くことができるようにしている
  15. つまづきや葛藤、けんかなどが幼児の育ちにかかせないものとして捉え、対応している
  16. 幼児同士が思ったことを相手に伝え、相手の思っていることにも気付き、思いやりの気持ちが持てるよう援助している
  17. 友だちと一緒に一つのことをやり遂げることにより、達成感が味わえるような機会を作っている
  18. よいことや悪いことがあることに気付き、考えて行動することが出来るように支えている
  19. 順番を守るなどきまりの大切さを理解できるように、説明している
  20. 当番活動やお手伝いなど、人の役に立つ喜びを味わえるようにしている
  21. 身近な動植物に興味・関心を持つことの出来るよう、図鑑を並べたり、飼育・栽培することのできる環境を整えている
  22. 幼児が身近な動植物の世話をする中で、生命の尊さに気付くよう、年齢に応じた働きかけをしている
  23. 幼児の「どうして」「なぜ」という疑問を大切に、一緒に調べたり、考えたりしている
  24. 物を大切に使えるよう指導している
  25. 幼児が見たこと、聞いたこと、感じたことなどを、その子なりの言葉で相手に解りやすく話せるよう援助している
  26. 人の話を聞くことの大切さに気づくよう働きかけている
  27. 絵本や物語などに親しみ、想像する楽しさを味わえるよう、読み方を工夫している
  28. 歌ったり、踊ったりして、音や動きの楽しさに気付き、楽しめるよう援助している
  29. 直接体験や心を動かす出来事を多く設け、イメージを豊かにできるような機会を作っている
  30. いろいろな体験の中で、感動したことを伝え合う楽しさを味わえるようにしている

4.教員としての資質や能力・良識・適性

     

評価重点項目自己評価平均値

3.64

【評価重点項目(評価の視点)】

  1. 教員として専門知識や技能を身に付けようと研修している
  2. 仕事の手順をよく考え、工夫して行っている
  3. 幼児や保護者との対応には、公平さを欠かさないようにする
  4. 「おはようございます」「さようなら」「ありがとうございます」などの挨拶は気持ちを込めて言葉で表している
  5. 自らの健康にも配慮し、また、服装、髪型、身だしなみなども清潔感のあるものを心がけている
  6. 職務上、知り得たプライバシーに関する個人情報などの取扱いは十分配慮している
  7. クラス内はもちろん、園内外の清掃や整理整頓をし、教材、教具の点検をしている
  8. 教職員全員でひとつのチームであることを意識している
  9. 他の意見を素直な気持ちで聞いたり、自分の意見を述べることができる
  10. 当番や役割による仕事は責任を持って行なっている
  11. 上司の指示、命令には責任を持って実行している
  12. 幼児と一緒に喜んだり苦しんだり考えたりし、生活を創りだすことに楽しみを感じている
  13. 幼児が望ましい方向へと変容していく過程に喜びを感じている
  14. 幼稚園や幼児のことだけでなく、自然や社会の出来事にも興味を持っている
  15. 自然に対する感性を持ち、命の尊さを感じている

5.保護者への対応

     

評価重点項目自己評価平均値

3.55

【評価重点項目(評価の視点)】

  1. クラスや子どもの様子、自分の考え方、保育のポイントなどをクラスだよりや口頭、対面などで知らせている
  2. 口頭、対面、電話、連絡帳などで、緊急な連絡等を行なっている
  3. 個々の子どもの様子は直接話をしたり、電話、連絡帳などを使って伝え合っている
  4. 参観会・懇談会等を通じて、家庭の教育力を支えるよう、子どもや保育・家庭でのあり方について、保護者と情報を共有している
  5. 必要に応じて保護者と話し合ったり、個別に保育の様子や子どもの様子を見てもらう
  6. 保護者の話は心を開いてよく聞き、自分の考えはきちんと話をしている
  7. 保護者と共に幼稚園づくりをするために保護者の協力が必要な場合には、具体的な協力のあり方について園内で協議の上、保護者に協力を求めている
  8. 保護者参加型の行事を行い、保護者が体験的に園の様子を知ったり、子どもの成長を知る一つの手段としている
  9. 就学を意識し、知り得た小学校の情報や就学に向けた園としての取り組みを各年齢の発達段階に合わせて保護者に伝えている
  10. 保護者からのさまざまな訴え、要望、意見については安易に受けたり、断ったり無視しないで、園長や主任等に報告や相談をしている
  11. 保護者の要望等を受け止めて実行する場合は、そのことの教育的な意義付けをはっきりとさせてからにしている
  12. 親しくなったからといっても、友達同士のような話し方をしていない
  13. 電話は、相手が見えないために誤解が生じやすい。手短に、簡潔に要領よく、対話することを心がけている
  14. 長期の欠席や入院等の場合は見舞ったり、園やクラスの様子を伝えたりしている
  15. 保護者からの依頼や伝言等については、メモをするなどきちんと対応している
  16. 生活の連続性を意識した活動を提案・提供している
  17. 幼児のその日の様子を、各担任から預かり保育担当に伝達したり、預かり保育担当は、各担任から子どもの情報を得たり確認したりしている

6.地域の自然や社会とのかかわり

     

評価重点項目自己評価平均値

3.44

【評価重点項目(評価の視点)】

  1. 地域のことに関心を持ち、親しくあいさつや会話を交わしている
  2. 地域の自然や機関についてマップ等を使い園外保育に出掛けている
  3. 幼稚園教育が小学校以降の生活や学習の基盤の育成につながることを理解し教育活動を行っている
  4. 小学校の教育内容について理解しようとしている
  5. 卒園した子どもの情報を得るよう小学校の行事や公開授業、保幼小連絡会に関心を持っている
  6. 地域の未就園児に対し、園庭開放を行い来園しやすい雰囲気作りに努めている

7.研修と研究

     

評価重点項目自己評価平均値

3.47

【評価重点項目(評価の視点)】

  1. 自己課題・考えをもって研修会や研究会に参加する、自己学習をするなど、意欲的に学んでいる
  2. 研修会や自己学習等での学びは、職員会議等で他職員と共有している
  3. 研修会や自己学習等での学びを、日々の実践に生かしている
  4. 教員としての専門性を高めるため、幼児理解・保育者同士の連携・保護者対応等の研修会や研究会に参加したり、自己学習をしている
  5. 子どもをとりまく様々な状況が変化してきていることについて学習し、何が問題であるか、背景・原因・実態はどうであるかについて理解したり、学習したりしている
  6. 様々な変化の中で、幼児にとって何が問題であるか、幼稚園としてはそれに対してどのような教育を行わなければならないかについて考えたり学習している

【本年度に定めた重点的に取り組むことが必要な目標や計画をもとに設定した学校評価の具体的な目標や計画に対する評価】

(評価点数、4.3.2.1)

評価 理由(意見)
4 園長を中心に職員が一丸となり取り組むことができた1年であった。自己評価の結果からも、各職員の意識の高さや成長を感じる。取り組みが深まったからこそ見えた課題があるため、次年度に繋げていただきたい。

【総合評価】

※自己評価・外部アンケートを踏まえて学校評価活動を通しての評価・意見等

◇全体を通しての総合評価

  • 先生たちは本当によく取り組んでいて、子どもたちの成長も姿として大きく表れている。
  • 子どもたち一人ひとりには個性があり、良いところがたくさんあり、考えもたくさんある。もう少し子どもの気持ちや考えを引き出せるような環境や、先生たちの投げかけや導入の仕方を実践できると、今以上に子どもたちが活かされて、主体的に取り組むことができると感じた。
  • 昨年よりチームで取り組むところが、すごく伸びている。みんなで取り組む姿が見えてきた。園長の指導力や人柄もあり成し得たことではないかと思う。
  • 今年は地域に出掛けていって活動したりと、活動の場が広がり、地域も取り込んで、自分たちの園から飛び出していくところが増えて良かったと思う。
  • 日々研修を積み重ねて、反省をして、そして自分たち自身の資質向上をはかりながら、子どもたちの前に立って保育している。その取り組みの姿勢に、本当に感心させられる。
  • 去年の反省を活かして、地域の方たちとの関わり等、必ず次の展開へと反映させている。
  • 毎月1回振り返りシートを職員が記入し、園長がコメントを入れることで、そこで職員と定期的に話ができる。そういう点で重点目標等が職員に伝わっていったのだと思う。
  • 自分の実践についてこんなに細かく自己評価をしていることに驚く。個人評価も高い数値となっているため、職員自身も自身の成長を実感しているのではないかと思う。
  • さやのもりの職員は非常にしっかり取り組んでいる。30人クラスをまとめることができているのは、育成の部分も大きいと思うが、そもそもの資質や能力が備わっているのだと思う。
  • 研修会に参加し、それをしっかり活かしていると思う。
  • 自己評価「Z.研修と研究」の「6.様々な変化の中で、幼児にとって何が問題であるか、幼稚園としてはそれに対してどのような教育を行わなければならないかについて考えたり学習している」の評価が低い。これが一番大事なところだと思う。子どもにとって何が問題で、幼稚園としてそれに対しどのように取り組むのかというところは究極のところである。
  • 安心して子どもを預けることができている。先生方は一緒に子どもを支えてくれている。どの先生も素晴らしい。

◇改善提言事項

  • 重点目標がすごく大きな目標となっており、教育目標がそのまま重点目標におりてきている。子どもの姿をしっかり捉えられるような重点目標のほうが日々の保育に繋がると思う。
  • 色々な行事があるが、行事に追われないようにしたい。難しいとは思うが、子どもたちがやりたいことをやりたいところまでとことん取り組むことのできる時間があると良い。
  • 地域との交流も素晴らしいと思うが、社会体験学習をさらに広げていくことは厳しいと思う。地域の人との関わりが大事だと思う。農作業をしている方等に声をかける中で、地域のことをお話してくれる。そういった関わりを大事にしていけば良いと思う。
  • 衛生環境における配慮と指導の必要性は急務の課題と言える。保育園部との共有スペースであり、連携して危機感を持って取り組んでほしい。また、子どもへの指導に加え、園の取り組みを保護者にも発信することで、家庭でも園と同じように子どもに指導ができ、家庭の教育力の向上に繋がると思う。

◇その他意見

  • 自己肯定感を育むことはとても大事なこと。今、これが育っていない子どもが多い。言葉は難しいかもしれないが、育てたい力として教育目標に掲げることはとても大事だと思う。
  • 上からの指示ではなく、自分で考える力もこれからは育てていかなければいけない。何か言われないと動けない、そういう人間を育ててはいけない。その一番の元は幼稚園の柔らかいときに、自分の考えてできるという経験を積ませることだと思う。そういう子を育ててほしい。
  • 重点目標は幼稚園の段階だと、子どもたちに言葉で言ったほうが良いのか、その時々で先生方が具体化していけば良いのか、方法は色々ある。評価委員会での意見や園長の意向をもとに職員と一緒に話をして決めれば良い。共通理解ができていれば良い。
  • 自己評価に「小学校の教育内容について理解しようとしている」という項目があるが、これは必要ないと思う。それよりも主体的に動ける子や考える子の基礎を養う方が繋がっていくと思う。友だちと上手に関われる子や、色々なことを意欲的に取り組める子、そういうものが小学校の教育に繋がると思う。
  • 片付け等教員でなくともよい仕事は、ボランティア等別に人材を確保することができれば助かると思う。
  • セルフチェックは普段指導しにくいことも、自分たちで自己評価させるため、良い方法だと思う。
  • 小学校との接続は職員にゆとりがあれば、交代で小学校に派遣できるかもしれない。こういった研修を進めていくのであれば、園単位ではなく、法人単位でフォロー体制を整えていく必要がある。
  • 子どもたちと活動を振り返るための写真等のファイリングは、負担がない形であれば、とても良い方法だと思った。